結婚式やお葬式などの冠婚葬祭の時に気にかけなければならない六曜。
大安が良くて仏滅はダメということは知っていても実生活ではあまり関係がないので、そもそも六曜についてもあまり詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
この読み物では、そんな六曜の概要と出産祝いを大安に贈るべきなのかどうかについて元ギフトショップ店員がお話していきます。
六曜について
六曜とは、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口を繰り返し当てはめられる暦注のひとつです。
先勝 | 午前中が吉 |
友引 | 正午以外が良い |
先負 | 午後以降が良い |
仏滅 | お祝い事は避ける日 |
大安 | お祝い事にふさわしい日 |
赤口 | 正午前後のみ良い |
六曜の大まかな概略はこのような感じです。
現代においては、若い方でも年配の方でも、すごく気にする人は気にするし、全く気にしない人は六曜なんて、というぐらい、両極端に分かれます。
ちなみに筆者は元ギフトショップ店員でありながら、私生活においては全く気にしないタイプです。笑
でも、冠婚葬祭やお祝い事においては、相手があることですので悪い日取りではないかな、という程度に気に掛けるようにはしていますよ。
実際のところ、大安に贈るべきなのかどうか
さて、本題です。出産祝いは大安に届くようにするべきなのかどうか。
実際にこれまでギフトショップでの経験からみた私の統計ですと、実は大安の指定をつけて贈られる方ってそんなに多くはありません。
それよりも、早く届けてほしい、というご要望の方が多いのが実際のところでした。
大安お届を希望される方は、先方が目上の方だったり、ご親戚のマナーに厳しいかただったり、というケースが多かったです。
ということは、失敗のできない出産祝いは大安指定が良い、ということになります。
つまり、結論としては、特に急ぎで届けなければならない理由がない場合は大安の日にち指定をつけていれば失敗がない、ということです。
強くお勧めするわけではありませんが、失敗のない出産祝いにするには大安指定をつけていれば安心だ、ということです。
出産祝いと六曜についてのまとめ
出産祝いを贈るということは、先方に喜んでもらうことが大前提です。
ですから贈る側ではなく、受け取られる側がどう思われるかということを考えることが大切ですね。
ということは、日にち指定が可能なのであれば大安を指定して配送手配をすればそういう心配もなくなります。
大安にお祝いをいただいて不快に思う方はまずいません。
それならば、目上の方はもちろん、気心の知れた友人であっても、より喜ばれるように大安指定で出産祝いを贈りましょう!
気が付いてくださる方なら、細かいところまで配慮ができる人だと株が上がるかもしれませんよ!笑