全く失礼ではありません。むしろ歓迎される出産祝いのひとつでもあります。
実は、もらってうれしい出産祝いの中では常に上位に位置するのが現金なんです。現金や商品券であれば必要な時に必要な物、好きな物を購入できることが何より喜ばれるポイントです。実際にギフト売り場には、出産祝いにいただいたという商品券でご自分の好みのベビー用品を購入しに来店されるお父さんやお母さんも少なくありません。
ただし、現金や商品券を贈る場合に注意するポイントがあります。ここから、専門家の目線でそういった気を付けるポイントについて解説していきます。
贈る相手によって異なる相場
友人や同僚の出産祝いだと一般的な相場は5000円から1万円、兄弟・姉妹・身内ならば1万円ほどがおおよその目安です。
しかし、現金や商品券を贈る場合は金額がダイレクトに相手に伝わるため、先方の考える相場よりも下回るだけで「少ない」「失礼」と思われてしまう可能性があります。もし予算に余裕があれば、相場よりも少し高めの金額で用意することを検討してください。
現金や商品券の上手な贈り方
相場のお悩みについては、別の方法でも実は解決が可能です。現金や商品券と一緒に、赤ちゃんが使うものやママが使うものをセットにしてプレゼントする方法です。セットにすることで金額がダイレクトに伝わることをやわらげられますし、同時に、現金や商品券に「可愛さ」や「華やかさ」を添えられることが喜ばれる大きな理由です。
現金、商品券(ギフトカード)のどちらがおすすめ?
現金の場合は生々しい印象がありますが、商品券(ギフトカード)とは違って使うお店を選ばないというメリットがありますね。
また、最近ではお金をいれるのし袋のデザインも豊富で、出産祝い用の可愛いデザインのものを使用し、お祝いのメッセージをしたためたメッセージカードと一緒に渡すとおめでとうの気持ちも伝わりますね。
商品券(ギフトカード)ならば、おつりの出るデパートの商品券、使えるお店の多いカード会社の商品券、Amazonなどのギフトカード、さらには電子マネーもパパやママにはとても喜ばれます。
どちらかのほうがいいというわけではないのですが、やはり、現金は少し贈るのに躊躇するという声を耳にすることがあります。一般的には商品券やギフトカード、金券、電子マネーなどを贈る方のほうが多いので、失敗を避けたいなら現金より商品券やギフトカードを選ぶと良いでしょう。
カタログギフトとの違いは?
商品券を贈るならカタログギフトでもいいのではないか、とお思いの方がいらっしゃると思います。どちらのほうが良い、どちらのほうがすぐれているということはありませんが、
一般論として、カタログギフトは「選んだ商品を届ける送料」「カタログの印刷代」などのコストがかかるため、その分、コースの価格よりも若干安い商品が掲載されているというデメリットがありますね。
ただし、その代わりに豪華で、見る楽しさ、選ぶワクワク感があるのがカタログギフトの良いところ。小さくて薄いものよりも、ある程度大きさと重さがあるほうがギフトとして贈りがいがある、という声もあります。
身内や友人など親しい仲なら商品券、知人や先輩・後輩などはカタログギフトという使い分けも聞いたことがありますが、迷うなら、現金や商品券、カタログギフトにとらわれずにもう一度様々な商品から検討してみることをおすすめします。
いかがでしたか?
出産祝いに現金や商品券を贈るときに気をつけるべきポイントについての解説でした。