出産祝いと内祝い(お返し)を一緒に贈ってもいい?

出産祝いのマナー

出産祝いをくれた相手に赤ちゃんが生まれ、タイミングがいいので、内祝いと出産祝いを一緒に贈りたい。

でもそれってマナー的にいいのかな?

そんな不安やお悩みを元ギフトショップ店員が解決していきます!

 

出産祝い、内祝いの品物は別々に用意しましょう

そもそも、出産祝いは「お相手の出産を祝うために贈る」もの。

内祝いは「身内のお祝い事の喜びや幸せを一緒に祝うために贈る」もの。

それぞれにそういった意味合いがあることを踏まえて、出産祝いはお相手の出産を祝う物を、内祝いは自分のお祝い事の喜びを分かち合う物をそれぞれ選んで贈りましょう。

当然、おのしもそれぞれに付けましょう!

出産祝いには「御出産御祝」と記載し、その下に贈り主の名字を書き、内祝いには「出産内祝」と記載し、お子様のお名前を書くといいですね。

出産祝いと内祝いを一緒に渡すのはOK

お渡しするのは、同時にお渡ししても全く問題ありません。

また、配送や郵送の場合も、出産祝いのお品と内祝いのお品を一緒に入れてひとつのお箱で送っても問題ないでしょう。

ですが、その場合は、メッセージカードなどに出産に対するお祝いの言葉と、内祝いに添えるお礼の言葉を書いて同送するとより気持ちが伝わるので強くお勧めします!

 

いかがでしたか。

御祝と内祝のそもそもの意味合いを考えると、自然と贈り物も別々に用意しなければならないことがよくわかりますね。

せっかくだから一つで済ませたいなと思ってしまいがちですが、おめでたいお祝い事ですからマナーはきちんと踏まえて贈るお相手にも自分にも心に残るお祝いにしましょう!