一番歓迎される出産祝いは現金。そんな現金をお渡しする時の正式なマナーって意外にわからないことも多いのではないでしょうか。
この読み物では、元ギフトショップ店員である筆者がそんな現金での出産祝いの渡し方の正式なマナーを伝授いたします。
お金は新札を用意しましょう
お祝い事にお金を用意する時、必ずしわのない新札を用意することも大切なポイントです。
ご祝儀袋を開けて中からしわしわのお札が出てきたらちょっとがっかりしますよね。
手持ちのお札でしわがなく折り目もない綺麗なお札があればいいですが、できれば銀行へ行って両替機や窓口を利用して新札を用意しておきましょう。
蝶結びの水引きのご祝儀袋へ入れましょう
出産祝いは何度あっても良いお祝いですので、水引きは蝶結びのものを選びましょう。
まちがっても結び切りの水引きのものを選ばないように注意しましょうね!
最近では出産祝い用の可愛いデザインのご祝儀袋がたくさん売られています。そういったタイプでも好印象ですね。
水引の上部分には「御出産御祝」、下部分には贈る方のお名前を記載しましょう。
もし書くのに自身がないのであれば、お店で書いてくれるサービスがある場合もあるので依頼しましょう。
お名前を書いてもらえます!
代筆してくださるので、字に自信のない方にピッタリのご祝儀袋です。
ガーゼタオルがご祝儀袋に!
ガーゼタオルがご祝儀袋になった出産祝いならではのデザイン。赤ちゃんのお名前入りで開けてからも驚いてもらえます。
ヒノキの香りが広がります
水引にヒノキのチャームが付いたオシャレなご祝儀袋。開けた瞬間に広がるヒノキの香りに癒されます。
ふくさに包んで持参しましょう
ご祝儀袋はふくさで包んで持参するのが正式なマナーです。
お相手に渡すときにふくさからご祝儀袋を取り出し、お相手に表書きが読める向きに必ず両手で差し出してお渡ししましょう。
ふくさの包み方は、祝儀袋を中央へ置き、左の角を中央に折り、上、下の順番に中央に折ります。はみ出た右部分を折り返し、裏面の左側に小さく折り返せば完成です。
必ずこの向きに包みましょうね!
逆向きだと不祝儀の意味になっていますので大変失礼になります。
正式なマナーなので、どちらの向きが慶事か弔事か覚えておくと結婚式やお葬式でも役立ちますよ。
一枚あれば慶弔どちらもOK
もしふくさを持っていなかったら、こんな慶弔両用タイプがおすすめですよ。
包まなくていいタイプならお手軽です
初めから形が出来上がったタイプなら、包む必要がないのでお手軽ですね!
いかがでしたか。
マナーをおさえて礼儀正しく出産祝いをお渡ししてくださいね。