失敗したくない!グループで贈る出産祝いで喜んでもらう方法

出産祝い もらってうれしい出産祝い

職場の同僚や共通の友人が出産した時に、みんなでお金を出し合って出産祝いをグループで贈ることがありますよね。

相場や金額はいくらぐらい?のしはどうすれいい?マナーはあるの?そんな不安をギフト売場歴10年以上の筆者がひとつひとつ解決します!

10000~30000円が相場

グループで出産祝いを贈る場合、合計の金額が一般的な相場と合っているかが大切です。出産祝いの相場については、知りたいあなたのための、保存版、出産祝いの予算と相場でも詳しく解説していますのでそちらで金額の目安を把握しましょう。

あとはその金額をグループに参加する人数で割れば、ひとり当たりの金額がわかりますね。でも注意することがあるんです!

グループで贈る時の金額で注意すること

もし合計1万円のプレゼントを20人のグループで贈ったと想像してください。この場合、ひとり当たりの金額は500円になりますよね。まずこれを覚えておいてください。

出産祝いを受け取った方は贈られたプレゼントの金額の約半額~3分の1を内祝いとしてお返しすることがマナーと考えられています。ということは、この場合はひとりずつに150円~250円の内祝いをお返しすることになります。しかしそんな低価格の内祝いはなかなか見つかりません!

これでは出産祝いを受け取った方に面倒な手間をかけてしまったり、悩みの種を作ってしまうことになりますね。

したがって、ひとり当たりの金額が1000円未満になることは避けたほうがいいでしょう。

グループで贈る時ののしのマナー

出産祝いの熨斗

のしの上書き(表書き)を「御出産御祝」や「御祝」として、下書きに贈り主のお名前を記載するのがのしの作法。しかし、一般的な考え方として、連名の場合は4名までと考えるのが出産祝いのマナーです。

職場からの出産祝いでのしを連名にする場合は、肩書の高い方、年齢の高い方を右から順に書くよう注意しましょう。

4人以上になる場合は、「〇〇一同」や「友人一同」などとしましょう。この場合は、もし可能であればメッセージカードを用意して、そちらにひとりひとりのお名前を添えるようにすれば、お相手にもどなたからの贈り物なのかが伝わります。

グループに参加している人が誰かを伝えよう

上にも書いたように、出産祝いを受け取った方はお礼を兼ねて内祝い(お返し)を贈るのがマナーです。でも、出産祝いを受け取った方がもしそのグループに参加している方ひとりひとりの名前がわからなかったら、誰にお返しすればいいのだろう?と迷ってしまいますよね。

ですから、より親切で丁寧なプレゼントにしたければ、面倒でものしに個人名を入れるか、またはメッセージカードに個人名を印刷するようにしましょう。メッセージカードを無料で付けてくれるショップであれば手間もかかりません!

いかがでしたか?以上、グループで贈る出産祝いで喜んでもらうための方法でした。

(この読みものは2017年に書かれたものを2018年9月に修正、加筆して再編集しています。)