それでは可愛さがないから喜んでもらえない、赤ちゃんらしさがないから逆に失礼に当たるのではないかと、商品券にはマイナスのイメージを持たれている方が少なくありませんが、実はもらってうれしい出産祝いを現役のママさんに聞くと、商品券やクオカードと答える方が結構いらっしゃいます。
だって、その商品券やクオカードで好きなものを買えるんですから喜ぶのは理解できますよね。
また、マナー違反にならないか、失礼ではないかという心配については、ギフト売場で10年以上、出産祝いを中心にギフトのお手伝いをしてきた筆者がここではっきりと「マナー違反でもなければ失礼にも当たらない」と断言します。
だから商品券やクオカードでも安心して出産祝いにお使いください。ここからは、さらにそのマナーや喜んでもらえるためのコツについて解説を続けていきます。
クオカードを出産祝いに贈る時のマナー
クオカードであってもマナーは通常の出産祝いと変わりません。目上の方やフォーマルな出産祝いであれば、きちんとした熨斗(のし)をかけて包装紙で包装してお贈りするのが最も儀礼的な贈り方にもなります。
ただクオカードを目上の方に贈るというのは限られていますね。きっと、友達や同僚、先輩・後輩など、ある程度仲の良い人に贈ることが多いでしょう。
その場合はあらたまって熨斗(のし)をかける必要はないでしょう。包装紙で包装する必要もないかもしれません。可愛くリボンでアレンジするだけでも立派な出産祝いになりますね。
ただし、カードがそのまま見えているようなラッピングはマナー違反です。ギフト箱に入れるか、または台紙のようなものにクオカードを挟んで、カードが直接見えないようにプレゼントするのが大切です。
クオカードをプレゼントする時のコツ
クオカードの良いところは、こんな風にカードの表面に印刷を加えることができる点です。
こんな風に生まれてきた赤ちゃんの顔写真を印刷して贈れば、一生の記念に残せるような出産祝いになりますね。カードだから味気ない、ではなく、カードだからこそこんなに自由度があって遊び心のあるギフトになれば、むしろ出産祝いにどんどんクオカードを贈りたくもなりますね。
上記のサービスは、印刷通販@グラフィックで実際に印刷することが可能です。
クオカードでギフトセットを作る
他に良い方法は、クオカードと他の商品をまとめてプレゼントすることです。クオカードだけだと小さいし見栄えがしないし…というお悩みは昔から多くの人が同じように悩んでいます。でも、クオカードと一緒にスタイ、クオカードと一緒にガーゼハンカチといったように、赤ちゃんが使うものと一緒に贈れば一気に見栄えのするギフトに早変わりですね。
もしカードだけでは寂しいとお感じの方は、他の商品とまとめてラッピングして贈るようにしましょう。
いかがでしたか?
以上、出産祝いに贈るクオカードの贈り方、マナー、喜んでもらうためのコツについての読みものでした。