出産祝い。のしとリボンを重ねてはダメですか?

マナー 出産祝いの疑問・質問・お悩み解決

のしやリボンに関するお悩みが多いのが出産祝いの特長です。リボンで可愛くラッピングしたいけどのしは省いていいのか、のしも併用するとマナー違反なのか。そんなご不安をギフト売場歴10年以上の筆者がわかりやすく解決します。

出産祝いのラッピングのマナー

「御出産御祝」の熨斗(のし)を掛けて、さらにリボンも付けるのはマナー違反ですか?というご質問を多くいただきます。

簡潔に回答すると、「最近はどちらもで構いません。」です。

他のギフト、例えば内祝いや新築祝い、上棟記念、お歳暮などに比べると、出産祝いのマナーは柔軟なものへと変わってきています。最近では百貨店でも簡易的な短冊のしが使われることもあり、贈る側の気持ちを大切にする風潮が強まっています。

言い換えると、のしを省いても基本的に失礼には当たりません。贈る側のあなたの気持ちでのしを付ける、付けないをお選びください。もし悩むなら付けたほうが無難です。悩むならのしを付けて贈りましょう。

のしとリボンのマナー

のしも付けたいしリボンも付けたい。それでOKです。のしは「御出産御祝/贈る側の姓(苗字)」が一般的。リボンを付けても最近ではマナー違反にはなりません。

失敗を避けたいなら

でも、万が一の失敗を避けたいなら、どちらか一方の方が失敗はありません。特に年上の方、目上の方、儀礼マナーに厳しい方には、どちらか一方だけにしましょう。じゃあ、どちらにすればいいですか?というご質問もいただきます。もし迷われるならリボンは諦めてのしだけにしましょう。そのほうが古くからの儀礼マナーに沿った贈り方と言えるでしょう。

いかがでしたか?

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