兄弟、姉妹がいる二人目の出産祝いでもらってうれしいもの

兄弟に贈る出産祝い 生まれてくる赤ちゃんから探す出産祝い

妹が生まれました、弟が生まれましたという報告や、年賀状に載った子どもが増えていることを知って慌てて出産祝いを贈ろうと考えた方も多いと思います。しかし二人目となると、大抵の育児グッズや洋服、おもちゃなどはすでに揃っていますね。

だから、二人目に何かを贈れば喜ばれるんだろう、逆に二人目の出産祝いに贈って失敗するものって何だろうとお悩みの方もいらっしゃると思います。2人目の出産祝いにどんなものが喜ばれるのか、相場はどれくらいなのかをこの記事で解説していきます。

一緒に遊べるおもちゃ

兄弟

下の子の出産祝いが届くと、「えー、ぼくにはないの?」「わたしにもプレゼントが欲しい」と上の子は拗ねたり甘えたりしがちです。また、ほとんどの育児グッズやベビー服、おもちゃや食器は揃っていますので、あえてすでに持っているものを贈るのは気がひけますね。

そんな時に喜ばれるのは、お兄ちゃんやお姉ちゃんと一緒に遊べるおもちゃです。お兄ちゃんやお姉ちゃんも喜びますし、何と言っても、お兄ちゃんやお姉ちゃんと一緒に遊べることが下の子の何よりの楽しみになります。

上の子が楽しめるおもちゃと新生児が遊べるおもちゃがセットになった商品や、ままごとキッチン、たくさんの遊び方で遊べる知育玩具などが二人目の出産祝いに喜ばれます。

姉妹

少し成長してから遊べる釣りのおもちゃ。競争する遊び方もできますし、一緒に協力する遊び方もでき、一緒に遊べるおもちゃでさまざまは感性や能力を育むことができます。

Hape(ハペ) フィッシングゲーム

うんどう会遊び

右から左、左から右へと車が順に走って降りていく木のおもちゃ。はじめのうちはお兄ちゃんやお姉ちゃんが車を動かしてあげると、赤ちゃんは興味津々で車の動きを目で追いかけます。だんだん成長してくると今度は赤ちゃんが自分で車を動かすようになりますね。そうなったら今度はお兄ちゃんやお姉ちゃんと交代で、順番に遊ぶというルールを学ぶきっかけ作りにもなります。

森のうんどう会

二人目の出産祝いの相場

気を遣わせたくない、負担をかけたくないという思いから二人目の出産祝いは、一般的な出産祝いの相場よりも予算が抑えられる傾向にあります。これは、内祝い(お返し)は不要ですというメッセージを込める意味と、贈る側に今後二人目が産まれたときに豪華なプレゼントをいただく必要はないですよというふたつの意味が込められています。

ただし、受け取る側のママの声としては、兄弟・姉妹に対して二人目への出産祝いに差が付いていることを感じると、どこか寂しい気持ちになるとも言います。ギフト売場歴10年以上の筆者の経験からは、差を付ける必要はないと考えます。その代わりに二人目ならではの、二人目だからこそのプレゼントを用意することで、ママにも赤ちゃんにも、そしてお兄ちゃんやお姉ちゃんにも喜んでもらえるように工夫することをおすすめしています。

お揃いの服

おそろいコーデ

これも「お兄ちゃんと一緒」「お姉ちゃんと一緒」が楽しめるアイテム。名前などがプリントされたTシャツを兄弟分贈る、またはせっかくだからとファミリー全員の分を贈るというのも最近増えてきた出産祝いの贈り方です。

昔は名前が入った洋服は高価なものばかりでしたが、お手頃価格の名入れTシャツもたくさん増えてきましたので、まとめて贈るという贈り方がしやすくなってきましたね。

もちろん、お兄ちゃんやお姉ちゃんには名入れハンカチを、生まれてきた赤ちゃんには名入れのバスローブを贈るといった方法も喜ばれやすい出産祝いになります。

大抵のものが揃っている二人目だからこそ、二人目ならでの「お揃い」感を演出するアイテムは本当に喜ばれます。

商品券を贈る

商品券

味気ないと思われがちですが、大抵のものがそろっている二人目であれば商品券を贈るのもひとつの選択肢。せっかく選んで贈ったもので喜んでもらえないは悲しいですし、かと言って二人目となると何を選べばいいのか迷ってしまう。

そんな場合は割り切って商品券を贈ってしまいましょう。商品券だけだと無機質でおめでとうの気持ちが伝わらないと気にされる方は、名前入りのハンカチや名入れのよだれかけなど、安価で記念に残るものを一緒にセットにして贈れば味気ない出産祝いにはなりませんよ。

内祝いに気を遣わせない

笑顔のママ

出産祝いを贈ると、もらった側は内祝い(お返し)を贈らないといけませんね。赤ちゃんが生まれるとお母さんの産後の負担は大きく、夜泣きで寝不足になることも少なくありません。

そんなお母さんに内祝いの負担をかけるのは気がひけますし、かと言って、内祝いは不要ですとも伝えづらいですよね。そんな時はあらかじめ安価なものを贈ることによって、「内祝いは不要です」という意思を伝えることができます。

5000円程度が出産祝いでよく売れる価格帯ですから、そこから少し価格を落とした3000円前後のものを贈ると、「内祝いは不要です」の意思を伝えやすいですね。さりげなくメッセージカードに「お返しは不要」の気持ちが伝わる文章を載せてプレゼントに添えると、さらにお相手への気遣いが伝わりますね。

二人目でてんてこまいのママなら、その気遣いにとっても喜んでもらえると思います。