年々増加する授かり婚。ある統計では、実に3割ほどの夫婦が授かり婚だといいます。
実際に筆者の売り場にも、そういったケースのお祝いを求めて来店される方がここ数年でぐっと増えました。
ここでは、そんな授かり婚カップルへの出産祝いと結婚祝いの贈り方のマナーやおすすめのプレゼントについて解説していきたいと思います。
結婚祝いと出産祝いは別にするべき?
答えはイエスです。結婚祝いと出産祝いは別々にしましょう。なぜかというと、おのしの水引が異なるからです。
出産祝いは何度あってもいいおめでたいことですから、紅白蝶結びの水引。
結婚祝いは一度きりであることが望ましいとされるものですから、紅白結びきりの水引となります。
例えば、出産祝いとしてベビーアイテムを、結婚祝いは現金や商品券で贈る。
もちろん、出産祝いにベビーアイテム、結婚祝いにペアギフトなど、両方品物で贈っても。
そうすることにより、それぞれに適したおのしをつけることができるのでマナー違反になることもなくお祝いを贈ることができます。
授かり婚の出産祝いには家族お揃いのアイテムを。
幸運なことに赤ちゃんを授かったことがきっかけでご結婚され、誕生した新しい家族。
そんな素敵な絆を心からお祝いする気持ちを込めて、ご家族みんながお揃いにできるアイテムを出産祝いとして贈ることをおすすめします。
パパ、ママ、赤ちゃんそれぞれの名前が入ったタオルのセットや、リンクコーデができるTシャツのセットなど、お揃い感がうれしくなるアイテムを。
普段の生活に密着した、仲良し家族にピッタリなプレゼントが授かり婚の出産祝いの喜ばれるポイントです。