お世話になった方への高額の出産祝い。これってマナー違反?

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お世話になったから、相場以上の出産祝いを贈って、おめでとうの気持ちだけではなくこれまでの感謝の思いも伝えたい。でもこれってマナー違反でしょうか?というお悩みを耳にすることが度々あります。

確かにお世話になった方への出産祝いであれば、相場にとらわれずに素直に高額のお祝いを贈りたいと考える気持ちはよくわかりますね。この記事ではその疑問に回答すると共に、マナーに違反せずに高額の出産祝いを贈る方法をお教えします。

ギフトは気持ちが大事

マナーや常識、作法に気を配ることは大切ですが、ギフトを贈る際に最も大事なのは気持ちです。これはギフト業界でも長く、そして広く認識されている考え方です。お世話になった方にこれまでの感謝の気持ちも込めて高額のお祝いを贈りたいと思うのは自然な感情です。その気持ちを大事に、喜んでもらえる出産祝いを贈りましょう。

御礼と出産祝いを兼ねて贈る

いくつかのギフトを兼ねて贈るということがあります。例えば、旧友から1月に年賀状が届き、その年賀状で初めて旧友が結婚していたことを知った、という話はそう珍しい話ではありません。さらに、その年賀状で実は子どもまで生まれていたことを知る、なんていうこともありますね。

そういった場合には「結婚祝い」と「出産祝い」を兼ねてギフトを贈ることになります。この場合はふたつのお祝いを兼ねるので、相場の1.5倍~2倍ほどの予算でプレゼントを選ぶのが一般的です。

この考え方を使えば今回のお悩みを解決することができます。つまり、これまでお世話になったことへの「御礼」と「出産祝い」を兼ねて贈れば、たとえ高額のプレゼントを贈っても失礼には当たりません。

お祝いを兼ねる

ただし「兼ねていること」が伝わらなければマナー違反になりかねないので、直接口頭でそのことを伝えるか、またはメッセージカードにその内容を書いて贈り物に添えることを忘れないようにしましょう。

兼ねる場合ののしはどうすればいいの?

のしはメインとなる用途で用意します。今回の場合は出産祝いがメインになるので、おのしは「御出産御祝」または「御祝」で用意しましょう。今回の事例とは別の状況で判断に迷う場合は、ひとまず「御祝」のおのしを付けておけば失敗することはないでしょう。

お悩みへのご回答は以上です。いかがでしたか?

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