喪中の友人へ出産祝いを贈ってもいいの?

出産祝いの疑問・質問・お悩み解決

妊娠中の友人のご身内に不幸があり、しばらくして友人も出産。贈る相手が喪中だけど出産祝いって贈っちゃってもいいの?

そんな疑問に元ギフトショップ店員が簡潔にお答えします。

四十九日が過ぎてから贈りましょう

筆者は、お祝い事とご不幸は切り離して考えて良いと思います。

だけどさすがに忌明けの四十九日までは贈るのは控えるべきです。

本人にとっても、ご家族にとっても新しい命の誕生は喜ばしいことなので、無事に出産した連絡をいただいたのであれば、四十九日が過ぎてから、赤ちゃんへのプレゼントを贈りましょう。

おのしは付けずに贈りましょう

赤ちゃんへプレゼントを贈りますが、お相手が喪中であることへの配慮を忘れてはいけません。

出産祝いは本来、紅白蝶結びのお祝い事のおのしを付けますが、今回は喪中の方へお渡しするため、お祝い事のおのしはつけないで包装紙&リボンなどのギフトラッピングで贈り物をご用意しましょう。

その代わり、赤ちゃん、ママ、パパへ寄せたメッセージカードを添えて、気持ちを伝えるようにするのが良いですね。

内祝いはあらかじめ辞退しましょう

喪中だからといって内祝いを贈ってはいけないというわけではないのですが、贈り主から内祝いを辞退するのがスマートでいいですね。

一般的に内祝い=お返しと思われがちですが、内祝いの本来の意味は身内のおめでたいことを共にお祝いする、ということ。そういった意味があるということを踏まえて考えると、あらかじめ内祝いは辞退するのが良いと筆者は考えます。

内祝いを辞退することで、故人の法要や産後で大変であろうママやパパへの気遣いにもなります。

さりげなく、内祝いは要らないからね、ということを伝えるようにしましょう。

 

いかがでしたか。

出産祝いとご身内の不幸が重なった場合は、四十九日が過ぎてから、おのしはつけないでメッセージカードを添えて、内祝いは不要ということを伝えて贈りましょう。