出産祝いでもう迷わない!喜ばれるおもちゃランキング

おもちゃランキング 出産祝いのランキング

出産祝いにおもちゃを贈ることってありますよね。筆者はギフト売場で10年以上にわたり出産祝いの疑問やお悩みの相談を受けてきました。

その経験を元に、おもちゃを出産祝いに贈る時に気をつけるべきことや、よくある疑問への回答、どんなおもちゃが喜ばれるのかについて、実際に喜ばれるおもちゃをランキング形式で取り上げながら、詳しく解説します。

出産祝いに喜ばれるおもちゃの選び方

おもちゃ

出産祝いに贈るおもちゃ。積み木やプレイマット、楽器おもちゃやガラガラ、ラトル、知育玩具、布絵本など様々なおもちゃがありますね。おもちゃの難しいところは、赤ちゃんの月齢や成長によって合ったおもちゃ、遊ぶおもちゃが変わるという点です。

せっかく贈ったおもちゃが赤ちゃんの月齢に合っていなかったために遊んでもらえなかった、という悲しい体験談をお客様からお聞きしたこともあります。

そんな失敗をしないように、ギフト売場歴10年以上の筆者が、おもちゃを出産祝いにプレゼントする時の選び方について解説していきます。

0ヶ月の赤ちゃんに贈るおもちゃの選び方

生後0ヶ月は自分で行動できる月齢ではなく、音や形、手触りへの反応もまだまだ未発達ですね。このくらいの月齢、つまり新生児のタイミングでおもちゃをプレゼントする時は、「初めての友達」になれるぬいぐるみや「音の鳴る」おもちゃが定番です。

ぬいぐるみを選ぶポイントはあまり大きくないこと。大きなぬいぐるみを新生児のそばに置くのはパパやママも不安に感じてしまうため、なるべく小さめのぬいぐるみを選ぶようにしましょう。赤ちゃんが成長した時に気に入ってくれれば、きっと初めてのお友達として起きている時も眠る時もお出かけする時もずっと持ち歩きたがるようになるでしょうね。最近では、ぬいぐるみに赤ちゃんの名前を刺しゅうで入れてくれるサービスも見かけます。赤ちゃんの名前入りであれば、パパやママにも感動してもらえますね。

また、視覚が発達するより先に、赤ちゃんはまず音への反応が発達すると言われます。見た目にあざやかなおもちゃもいいですが、このくらいの月齢で贈るなら音の鳴るおもちゃを選びましょう。音の鳴る積み木や音の鳴る布のおもちゃが定番です。機械的な音が鳴るものよりも、パパやママ、または赤ちゃんが触れた時に音が鳴るタイプのほうが、知育要素が好まれるため出産祝いには喜ばれます。

出産祝いのプレゼントであれば、プラスチックのおもちゃよりも木製、布製のおもちゃがおすすめ。これは、プラスチックのおもちゃに比べて木製おもちゃ、布製おもちゃは少し高価なためパパやママはなかなか自分では買わないためです。喜んでもらうためにも、できることなら木のおもちゃ、布のおもちゃから選ぶようにしましょう。

1ヶ月の赤ちゃんに贈るおもちゃの選び方

生後0ヶ月の赤ちゃんとほとんど変わりません。小さめのぬいぐるみか音の鳴るおもちゃがおすすめ。最近はお母さんの心音が鳴るぬいぐるみも見かけます。そのぬいぐるみをそばに置いてあげると、お母さんのお腹の中にいた頃の安心感を感じられて赤ちゃんも落ち着いて眠れるそうです。そんなぬいぐるみも出産祝いにはぴったりですね。

また、ベビーベッドに取り付けるモビールも定番。モビールは音が鳴るものや自動的に動くものなど種類もさまざまです。だからこそ、モビールは趣味や好みを問うことが多く、出産祝いにモビールを受け取ったママからの体験談として、「どうしても趣味に合わないデザインだったので、結局、最後まで使いませんでした」という声を耳にすることもあります。

プレゼントにモビールを贈る際は、音が鳴ったり機械で動き回るようなタイプではなく、どんなインテリアにも合うシンプルなデザインのものを選ぶようにしましょう。

2ヶ月の赤ちゃんに贈るおもちゃの選び方

少しずつ音や動き、形への反応が出始める月齢ですね。2ヶ月の赤ちゃんであれば、ラトルやガラガラ、ニギニギが良いでしょう。どれも赤ちゃんが実際に握ったり持ったりして遊ぶシンプルなおもちゃ。ほとんどのラトル、ガラガラ、ニギニギは音が鳴る仕掛けが付けられているので、持ったり触れたり握ったりする触感の刺激と同時に、聴覚を刺激する音のおもしろさも伝えられることができます。

木製のものは対象年齢が生後半年くらいからのものがほとんどなので、生後2ヶ月で贈る場合は布製のものをプレゼントするといいでしょう。中でも、オーガニックコットンで作ったものは失敗しにくいので筆者も昔からおすすめしています。オーガニックコットンは希少なコットンなので値段も高く、それでいて赤ちゃんの繊細なお肌にも安心な素材です。パパやママもなかなか自分では買わないものですから、プレゼントにもらうとすごく喜んでもらえます。

3ヶ月の赤ちゃんに贈るおもちゃの選び方

生後3ヶ月くらいになると、もう少し成長してから使えるおもちゃを選びましょう。実は生後3ヶ月ともなると、生まれたての赤ちゃんに合うタイプのおもちゃはすでにいくつか持っていることが多いのです。

喜ばれる出産祝いの鉄則は、持っているものを贈らない。なるべく他の方とかぶらないものを贈るです。ですから、生後3ヶ月頃であれば、生後半年以降に遊べるおもちゃを選ぶことが大切。積み木や車のおもちゃ、楽器のおもちゃ、ボールが動くタイプのおもちゃなど、対象月齢が生後半年以降になると選べるおもちゃもグッと広がります。

どんなおもちゃが良いということはありません。が、ママ目線では場所を取るおもちゃは好まれない可能性があります。お片付けボックスの中に入れておけるサイズ、棚の中に置いておけるサイズがひとつの目安です。大きすぎないサイズで喜ばれるおもちゃを探しましょう。

4ヶ月の赤ちゃんに贈るおもちゃの選び方

生後4ヶ月は動くものへの興味が強まり始める月齢ですね。自分で触ったりくわえたりしようとする動きが少しずつ活発になる時期。ハイハイが始まるにはまだ早いですが、ハイハイが始まると動くものに向かってうれしそうにハイハイする姿が見られます。

だから、ハイハイが始まる時期を見据えて動くおもちゃを贈ると喜ばれます。動くと言ってもプラスチックのおもちゃよりは、コロコロと転がる木のおもちゃ、ボールが中を動く木のおもちゃ、車輪が付いていて前や後ろに動く木のおもちゃといったようなものが出産祝いには好まれます。

また、動くおもちゃ以外で喜ばれるのは布絵本です。布で作られているとは言っても絵本なので初めての読み聞かせにも使えますし、何といっても触ると色々な音が鳴るのが何より4ヶ月の赤ちゃんにぴったり。布製だからぶつかって怪我をする心配もないですし、投げて壊れる心配もありません。それもまた布絵本が喜ばれる理由のひとつですね。

5ヶ月の赤ちゃんに贈るおもちゃの選び方

生後5ヶ月は成長が早い赤ちゃんがハイハイのまねごとを始める月齢。身の回りのものに向けられていた好奇心が、遠くのものへも向けられ始める時期ですね。そんな5ヶ月の赤ちゃんにぴったりのおもちゃといえば、自分自身でおもちゃを動かすことができるおもちゃ

それまではパパやママが動かしてあげていたものをちょっとずつ赤ちゃんが自分で動かしていけるようになる月齢が生後5ヶ月頃です。自分で動かして遊べるおもちゃと言えば、多くの場合、生後半年が対象月齢になっています。

ですから、生後6ヶ月以降を対象としたおもちゃを選べば、きっと5ヶ月の赤ちゃんが失敗しながらも夢中になって遊んでくれるでしょう。もちろん、生後8ヶ月、10ヶ月などもっと先の月齢のおもちゃを贈っても構いません。ポイントは、赤ちゃんが自分で動かして遊ぼうという好奇心をくすぐってあげられるおもちゃかどうかです。

具体的なおもちゃについては、このページのさらに下の方で詳しく取り上げています。そちらでもお探しください。

6ヶ月の赤ちゃんに贈るおもちゃの選び方

いよいよ自分で本格的におもちゃを触って遊ぶようになる月齢です。「0歳」向けというおもちゃを一番楽しんで遊べる月齢とも言い換えられます。

選ぶときのポイントは遊び方がたくさんあるおもちゃです。ひとつのおもちゃなのに、引っ張って遊べたり、小さなパーツを並べたり穴の中に入れたり、叩いて出る音を聞いて楽しんだり。そんなおもちゃが0歳向けにはたくさんあります。

これからどんどん好奇心が大きく豊かになってくる時期だけに、ひとつのおもちゃで何通りも遊べるものなら、ずっと長く夢中になって遊んでくれるでしょう。また、おもちゃが増えすぎるのは場所を取ってしまうし後片付けも大変。だから、ひとつのおもちゃでたくさん遊べるのはパパやママの目線でも喜ばれます。

7ヶ月、8ヶ月、9ヶ月の赤ちゃんに贈るおもちゃの選び方

これくらいの月齢は一番、贈るおもちゃを選びにくい月齢とも言えます。赤ちゃんによってはもうどんどんハイハイしている時期でもあり、赤ちゃんによってはまだまだ寝返りを始める頃ということもあります。そのため、7ヶ月、8ヶ月、9ヶ月頃であれば、思い切って1歳から使えるおもちゃをプレゼントすることをおすすめしています。

赤ちゃんの成長と贈ったおもちゃが合わないということが、一番、おもちゃを出産祝いに贈る時に避けたいこと。そういった意味でも、少し先から遊べるものにしておけば失敗がありません。具体的には歩行を助ける手押し車(ベビーウォーカー)、乗って遊べる車のおもちゃ、パーツの大きなままごとなどです。少しずつ性別の違いも感じられるようになってくるので、ドレッサーのようなおもちゃを女の子に贈ったり、消防車のおもちゃを男の子に贈ったりすることも、喜ばれる方法のひとつです。

10ヶ月、11ヶ月、12ヶ月の赤ちゃんに贈るおもちゃの選び方

1歳、または1歳間近に贈る出産祝いのおもちゃ。考え方としては1歳向けのおもちゃを素直に贈る方法と、少し先から使えるようになるパズルなどの知育おもちゃを贈る方法です。

しかし、1歳向けのおもちゃはすでに買い揃えた、またはおじいちゃんやおばあちゃんからたくさんもらっていることが多いため、失敗しないためには避けたほうが無難です。

では、どうすればよいのか?最初にも説明したように、パズルや仕掛けおもちゃなどの知育玩具がおすすめです。この月齢であればまだ知育玩具を持っていることは少なく、かつ、これ以降の月齢では出産祝いをもらうこともあまりないので、ちょうど1歳半、2歳といったタイミングで遊べるおもちゃは不足しがちです。

だから、この月齢では知育玩具を贈ることをおすすめしています。もし予算が許すようなら絵本とセットにして贈っても知育性が増してなお喜ばれるでしょうね。

出産祝いにおもちゃを贈る時のマナー

兄弟や姉妹がいるならおもちゃはよく考えて

二人目以降の赤ちゃんであれば、お兄ちゃんやお姉ちゃんが遊んだ時のおもちゃがたくさんお家にあるかもしれません。おもちゃが片付かないのがストレスだというママがたくさんいますし、おもちゃが多いと場所を取って困ってしまいますよね。

喜ばれる出産祝いの鉄則は、まだ持っていないものを贈るか、他の方の出産祝いとかぶらないものを贈る、のどちらかです。一人目の赤ちゃんでなければ、おもちゃは避けて別のものをプレゼントしたほうが失敗しにくいかもしれません。

それでもおもちゃをプレゼントしたい場合におすすめなのが、赤ちゃんの名前が刻まれた名入れのおもちゃ。これだったら生まれてきた赤ちゃんだけのものですし、何よりも記念に残しておけるのがうれしいですね。

キャラクターのおもちゃは避けましょう

どんな子どもも一度は通る道なのが、ディズニーやアンパンマンなどのキャラクター。一見すると、キャラクターのおもちゃを贈ったほうが喜ばれると思われがちですが、出産祝いに贈るおもちゃの場合は避けたほうが無難です。

キャラクターのおもちゃはパパやママの趣味、好みがはっきりとわかれるおもちゃです。よほど親しくてお相手の方の趣味がはっきりと分かっている場合は問題ないですが、そうでない場合は失敗する可能性があるのでキャラクターのおもちゃは避けることをおすすめします

では、どんなおもちゃがいいのかと迷われた方がいらっしゃると思います。おもちゃは赤ちゃんが遊ぶものであると同時にお部屋の中に置いておくものなので、インテリアの邪魔にならないデザイン、お部屋の中の他の家具や雑貨と相性が良いデザインを贈ると喜ばれます。ですから、できる限りシンプルなデザインのおもちゃを選ぶといいでしょう。

赤ちゃん向けのおもちゃの場合は見た目の派手さよりも触った時の感触や形のほうが大事です。見た目については、自己主張の強くないものを選ぶと失敗がありません。

大型のおもちゃはマナー違反

遊具型のおもちゃや大きな車のおもちゃ、テントおもちゃ、キッチンおもちゃ、大工ごっこおもちゃなど、大きくてスペースをとるおもちゃは好まれない傾向がはっきりとしている代表格。やはり場所を取るおもちゃは喜ばれませんね。また、大きなおもちゃは赤ちゃんが実際に遊べるようになるまでに時間がかかってしまいます。さらに大型のおもちゃは組み立てが必要な場合が多く、わざわざ組み立てるのが大変だという声も体験談としてよく耳にします。

そういった点からも出産祝いではなるべくサイズの小さなおもちゃを贈ることをおすすめしています。

ではどれくらいのサイズが望ましいのでしょうか。筆者が売場でよく例に挙げるのが、大人が片手で持ち上げられるかどうか。持ち上げられないおもちゃは避けたほうが失敗しにくいと言えます。迷うなら、赤ちゃんがお手々に持てるサイズを選べばまず間違いありません。

出産祝いに喜ばれるおもちゃの最新ランキング

ここでは2017年12月現在の、出産祝いに贈るおもちゃの人気ランキングをご紹介します。実際に売場で様々な年齢の方が出産祝いに選んでいるおもちゃなので、喜ばれる出産祝いを選ぶ参考になると思います。

シンプルで長く遊べる定番の積み木

音いっぱいつみき

1位はエド・インターの音いっぱいつみき。大きすぎず小さすぎず、ピースの数も多くも少なくもない、どんな方にも喜ばれる大定番の積み木です。積み木は幅広い月齢に使えるおもちゃなので出産祝いにも贈りやすいおもちゃですね。

この音いっぱいつみきは全ピースそれぞれに音が鳴る仕掛けが付いているので、低月齢のうちから赤ちゃんも楽しめますね。また、パパやママの目線でもうれしいポイントは木箱が付いていること。少し成長した後にはこの木箱を使うことでお片付けトレーニングもできちゃいます。

音いっぱいつみき

凝った遊び方ができる布で作られたおもちゃ

布おもちゃ

2位はベルギーのおもちゃブランド、リリピュションの布おもちゃ。ベルギーの王室でも長く愛されています。このおもちゃは2016年のキッズデザイン賞を受賞した、遊び方がたくさんで子どもの世界が広がるごっこ遊びのおもちゃ。低月齢のうちはぬいぐるみとして遊べ、少し成長してからはごっこ遊びとして長く遊べる点が出産祝いに喜ばれる大きなポイント。女の子向けと思われがちですが、男の子も夢中になって遊びますよ!

サーカスハウス

はじめての音遊びにぴったりのおもちゃ

木琴おもちゃ

3位は木琴おもちゃ。一般的に木琴の形をしたおもちゃは、あくまでもおもちゃなので音階が正確でないものがほとんどです。そんな中でもボーネルンドのこの木琴おもちゃは正確に調律されているのが何よりの特長。はじめての音は正確な音を聞かせてあげたいというそんな親心に応えられるから出産祝いに喜ばれます。

最初のうちはパパやママがたたいてあげて聞かせてあげて、そのうち、成長してきたら赤ちゃんが自分でたたいて遊べるようになり、いつのまにかメロディを奏でられるようになる、そんな風に長く遊ばせられるのも喜ばれるおもちゃ選びの大事なポイントです。

おさかなシロフォン

カラフルでシンプルなドミノ遊び

ドミノ

ブロックを並べて遊ぶドミノおもちゃが4位。ドミノが4位?と驚かれた方。実はドミノは知育要素が高い一方で遊び方はシンプルそのもの。大人も一緒になって遊べますし、こんなにシンプルなブロックも子どもの手にかかれば遊び方は無限大。

ふちにだけ色をつけたデザインは、どんなインテリアのお部屋にも合いますね。このドミノが出産祝いに喜ばれる理由はひとつは、遊ばない時間もインテリアの一部としてお部屋に飾っておけること。大人目線で喜ばれる出産祝いの代表格です。

buchi Domino

ファーストトイなら型はめ遊びのおもちゃ

型はめおもちゃ

赤ちゃんに遊ばせるのに安心の、舐めても安心の塗料を使ったおもちゃが5位。神戸のおもちゃメーカー、エデュテが作っているおもちゃです。最初のうちはパーツに触れて形を楽しんだり、少しずつ転がして遊んだり音に興味を持ったりして、そのうちパズルのように型はめで遊べるようになる、その高い知育性が出産祝いに喜ばれるポイントです。

男の子にも女の子にも好まれるカラーリング、また、あえて白木の部分を大きく取ることで、可愛さを感じさせながら主張の強くない見た目になっています。これもまた、おもちゃを受け取るパパやママの目線で喜ばれるポイントのひとつです。

KOROKOROパズル

いかがでしたか?

おもちゃのランキングは、出産祝いのおもちゃランキングでも詳しく紹介していますのでそちらも参考にしてください。

以上、出産祝いに喜ばれるおもちゃランキング特集の読みものでした。