ここでは箱に対して斜めにリボンが掛かるタイプのラッピングリボンの結び方を解説していきます。
どことなく大人びた印象を受けるラッピングのリボンの結び方です。
長方形の箱で、あまり厚みがない形状に適しています。
包装紙の柄を生かしたい場合や、中身が見えるデザインの箱にもおすすめです。
リボン幅が細めの方が仕上げやすいですよ。
所要時間:約4分
準備
箱に対して長めのリボンを用意する
リボン:110cm(9mm幅)
リボンは結び目が作りやすいように長めに準備することが大切です。
最終の仕上げでカットして整えるので安心してください。
目安としてはラッピングした箱に軽くリボンを斜めに渡してみて、リボン結びをする量を考慮に入れて少し長すぎるかな、と思うぐらいの長さがベストです。
巻き(反物)のリボンの場合はカットせずにそのまま使用すれば足りなくなることもなく安心です。
ラッピングした箱にリボンを掛ける
箱の上部の角からスタート
リボンの輪と垂らす部分を左上に残し、箱上部の角に当てて斜めにリボンをかけていきます。
角に当てたリボンを指で押さえたまま、右下→箱の底→左下を回し→
再び上面へ→左側面→下→
始まりのリボンの位置へ戻ってきます。
スタート地点へリボンが戻ったら結んでいきます
角を利用してリボン結びを作っていきます。
角を利用することで、箱に巻き付けた斜めのリボンがしっかりと固定され、リボンの結び目もきれいに仕上がります。
角でリボン結び目をきつめに結びます。
この後に仕上げの位置までにリボンをずらすため、緩むまないようにきつめに結んでおくのが大切です。
リボンの結び目を仕上げの位置までずらします
しっかりと結んだリボンの結び目を持って仕上げたい位置へ少しずつずらしていきます。
位置が決まったら、リボン結びの形を整え、残りの部分を斜めにカットします。
完成です!
完成しました。
まねして上手にできたでしょうか。
リボンの結び目の垂らした部分を短くすると可愛らしい印象に、長くすると大人っぽい印象に仕上がります。
あえて長めに垂らし、カールさせシールで留めたりしてもステキに仕上がります。
箱の形状や包装紙の柄、リボンの材質などでイメージはいろいろ。
行程をまねして素敵なラッピングリボンを仕上げてくださいね。