上司に喜ばれる出産祝いをプレゼントしたいなら

上司 目上の方にプレゼントする出産祝い

上司に出産祝いを贈るのはとても緊張しますよね。喜んでもらいたいし、恥はかきたくないし、マナーもきちんとしなくてはいけません。

個人的に贈るべきなのか、それとも部署の一同から贈るべきなのか。そんなことも思い悩むと思います。

この読みものでは上司への出産祝いに失敗しない方法を、ギフト売場歴10年以上の筆者がまとめてみました。

個人で贈るか、一同(連名)で贈るべきか

上司への出産祝いに際して最も気をつけるべきことは、同僚一同から出産祝いをプレゼントするのか、直属の部下からだけで贈るのか、それとも、あなた一人からプレゼントするのか。上司の方もたくさんの方から出産祝いを受け取ることになるので、部下や同僚からバラバラに出産祝いをもらうよりは、まとめて受け取りたいという本音があるようです。

また、あなたが上司に出産祝いを贈るものが他の社内の方と重なってしまっても、上司の方は居心地が悪いですよね。

もし可能であれば、周りの方を巻き込んで、○○部一同、株式会社○○一同という形でまとめて出産祝いをプレゼントできることが望ましいでしょう。

実際にギフト売場でも上司の方に贈る出産祝いでは、営業部一同、管財課一同などという形でご注文をいただくことが多いです。

上司への出産祝いの相場とは

知りたいあなたのための、2018年版・出産祝いの予算と相場でも触れた通り、上司を含めた目上の方への出産祝いの相場としては1万円以上が一般的です。

ですから、もしあなたお一人で出産祝いを上司の方にプレゼントする場合は1万円以上のものから探すといいでしょう。

もし部署一同など連名で出産祝いをプレゼントする場合は、1人当たり1万円では高額になりすぎてしまうので、3万円~5万円程度を目安としましょう。ただし、高ければいいというわけではありません。3万円~5万円となるとなかなかそれに見合った商品も見つからなくなります。

もし可能であれば、あらかじめ上司の方にリクエストをお伺いしておくといいでしょう。チャイルドシートが欲しい、離乳食用のミキサーが欲しいなどという希望を教えてもらえたら、贈る側としても贈りやすくなりますね。

もしリクエストをもらえない場合や直接何が欲しいかをたずねられない場合は、高額の「出産祝い専用カタログギフト」と他のものをまとめてプレゼントするというのがひとつの方法です。カタログギフトで好きな商品を選んでもらいつつ、それだけではどこか味気なくなってしまうので、例えば生まれてきた赤ちゃんの名前が刻まれた商品と一緒にラッピングして渡せれば、出産祝いの特別感も伝わってきっと喜んでもらえるでしょう。

高額の出産祝いカタログギフト

出産祝い専用のカタログギフトです。ベビー服や育児グッズが掲載されているので、赤ちゃんが生まれたばかりのご家庭にぴったり。

名前入りの特別な出産祝い

名入れブランケット

こちらは赤ちゃんの名前が入った、ベビー用ブランケット。上記のカタログギフトと一緒に贈れば、カタログとブランケットで二度喜んでもらえるプレゼントになりますね。

失敗しないためのマナー

まず基本として押さえておきたいのは、きちんと包装紙で包装をするということ。カジュアルにプレゼントするほうが適した上司の方であればそれに沿ってカジュアルにラッピングしても差し支えないと思いますが、基本は包装紙での包装が望ましいでしょう。(堅苦しいと思われる場合もあるかもしれませんが、包装紙で包装するほうが失敗はないでしょう。)

同じ包装でも、キャラメル包装という包装の方法よりも百貨店方法(デパート包み)と呼ばれる包装の仕方で包まれているほうが、よりしっかりとしたお祝いに見えます。可能であればそういった包装のお店から選ぶことをおすすめします。

また、熨斗(のし)をかけるのも失敗しないための大切なマナーだと言えます。

上司の方への出産祝いであれば、上に御出産御祝と書き、下に贈る方の姓・または部署名などを書くことになります。水引は紅白蝶結びです。自信がなければお店の方に素直にお任せすることをおすすめします。

上司の奥様にも気遣いを

上司に喜んでもらうためには、出産を終えた奥様への気遣いも重要です。出産祝いのプレゼントにそっと「ノンカフェインのお茶」や「リラックスできるアロマ」などを添えると喜ばれると思います。今後も関係が続く間柄だからこそ、さりげない気遣い、心配りは大切なマナーです。

もちろん物を贈らなければならないわけでもありません。

出産祝いのプレゼントにメッセージカードを添えて、その中に「ご出産お疲れ様でした。」などと体調を気遣う一言があるだけでも奥様が受ける印象は大きく異なるでしょう。


いかがでしたか?

以上、上司に喜んでもらる出産祝いのプレゼントについての読みものでした。

(この読みものは2017年9月に投稿し、2018年8月に加筆・修正し内容を最新版にアップデートしています。)