大学生の後輩から「出産しました!」という連絡があった時や、大学生の親戚が出産した時など、あまり多くはないかもしれませんが、大学生の方に出産祝いを贈ることがありますよね。
ここでは、実際に「大学生」に贈る出産祝いの相談を数多く受けてきた筆者が、その経験に基づいて大学生に贈る出産祝いの選び方を解説していきます。
出産祝いの選び方は大学生だからといって変わらない
身もフタもないかもしれませんが、大学生だからと言って特別な選び方があるわけでも、特別なものが喜ばれるわけでもありません。実際にギフト売場での経験でも、大学生の方に贈る出産祝いは定番のものが多く選ばれていたことをよく覚えています。
だから何を贈るのかという意味ではほとんど心配はいりません。あなたが贈りたいもの、もらってうれしいものを選べばきっとうまくいくでしょう。
たとえばこんな商品
ただ、「何を贈る」以上に大事なことがあるんです。
いつ出産祝いを贈るのかが大事
ほとんどのケースで大学生の出産は初産ですよね。そして初めての出産で戸惑いや疲労感を覚えることも多いでしょう。
一般的に若い方への出産祝いほど、あえて遅く贈るほうが相手のためになると考えられています。
すぐに急いでおめでとうを伝えたい、出産をねぎらってあげたいという気持ちもよくわかりますが、まずは慌てず急がず、出産後の生活が落ち着くのを待って贈るのが良いと思います。
目安となるタイミングは生後2ヶ月頃ですが、もっと遅らせられるのなら生後3ヶ月~4ヶ月頃のほうがもっとママやパパは助かると思います。
ただしこれだとまるで出産祝いを贈るのを忘れていたように相手に伝わってしまうかもしれませんね。ですから、最初にLINEでおめでとうを伝える、メッセージカードを送っておくというような方法で先に気持ちだけを伝えておくのもひとつの方法です。
その上で、実際にプレゼントを贈る際に「大変かなと思ったから落ち着く頃を待って出産祝いを贈りました」などと添えて贈るのがのぞましいでしょう。
結婚祝いは贈った?
大学生の出産ではいわゆる「さずかり婚」「できちゃった婚」のケースがあります。知った時には実はもう結婚していたというようなケースもよく耳にします。そんな時には「出産祝い」と「結婚祝い」を兼ねてプレゼントを贈りましょう。
ひとつの方法は赤ちゃんには赤ちゃんへの贈り物を、パパとママには例えばペアグラスやペアのタオルなどを贈ると良いと思います。
もうひとつは、親子コーデのように、親子でTシャツを作ってそれぞれの名前をTシャツにプリントして贈るというようなおもしろい贈り方も最近の特長です。
いずれにしても、「結婚祝い」を贈り忘れていないかな?と改めて振り返ることが大切です。
内祝いは辞退する
大学生に出産祝いを贈るというケースでは、ほとんどの場合、贈り手のほうが贈られる大学生よりも年上だろうと思います。上でも触れたように初めての出産でストレスを抱えるパパとママのためにも、あらかじめ贈る側から「内祝い(お返し)は要らないからね」と伝えてあげましょう。
もちろんただ伝えるだけでは相手も恐縮してしまって結局内祝いを贈ることになってしまいます。
相手にきちんと「本当に内祝いは要らない」という意思が伝わるように、あえて相場よりも安いプレゼントを贈ると誤解を招くことがありません。最近はあらかじめ内祝いを辞退して出産祝いを贈る方も増えてきたので儀礼的にも失礼には当たりません。
いかがでしたか?
以上、大学生に贈る出産祝いの選び方についての読みものでした。