先輩として、または上司として、後輩や部下への出産祝いはきちんとマナーをふまえて贈りたいものですね。
この読み物では、そんなときの不安や心配事を解消できるよう、相場、何を贈るか、いつ頃贈るのかが最適なのかを、ギフト売場歴8年目の2児のママが解説していきます。
相場は3000円~5000円
一般的にはこれまで上司や先輩からの出産祝いについては5000円~1万円くらいが相場と言われてきましたが、上司や先輩だからといって豪華な出産祝いを贈らなければならないというわけではありません。
3000円から5000円ぐらいの予算のプレゼントで、内祝い(お返し)の負担を軽くしてあげる気遣いをして贈ると、「さすが!」という目で見てもらえます。実際に最近は内祝い(お返し)の負担を軽くしてあげるために、あえて相場よりも安価なものを贈る方が増えています。
お祝いをいただけることはとてもうれしいことですが、正直、産後の忙しい時に内祝いを準備するのは新米ママやパパには結構な負担なのです。
3000円ほどのプレゼントを「気持ちだけだからお返ししないでね」といった内容のメッセージを添えて贈るとステキですね。
喜ばれるプレゼントはバスタオルやカタログギフト
失敗のない出産祝いのプレゼントは、とにかく無難なもの!
可愛いベビー服なども贈りたいものですが、好みが大きく分かれるものなので、喜んでもらえるかちょっと不安。
そんな不安がなく自信をもって贈れるプレゼントは、バスタオル。
バスタオルはお風呂上りはもちろん、ブランケットなどとしても使える万能選手。
お子さんのお名前がわかっているなら、お名前を刺繍したものを贈ると一層喜ばれますよ。
バスタオル以外で私がおすすめするのはカタログギフトです。
カタログギフトの良いところは何と言っても好きなものを選べるというところ。
贈り主からすると何となく味気ないような気がしてしまいますが、いただく側の本音は「本当に欲しいものが欲しい」のです。
ですから、欲しいものを選べるカタログギフトは理にかなったプレゼントですね!
出産祝い専用のカタログギフトはもちろん、セレクトショップのオシャレなカタログギフトもおすすめですよ!
産後2ヶ月過ぎが一番の贈り時
本来の出産祝いのマナーとしては、生後1ヶ月以内に出産祝いを贈る、とされています。
ですが、筆者の個人的な意見は、生後2ヶ月以降がベストな時期だと考えます。
生後1ヶ月間は新しい生活リズムに慣れるのが精一杯。ともすれば昼夜逆転の生活になることもしばしば。
なので、リズムができてくる2ヶ月以降に贈ることがおすすめです。
まずは、出産の連絡を受けて「おめでとう」の気持ちをメールなどで伝えておき、2ヶ月頃にお祝いを贈りましょう。
おのしは贈り主の名前を記載しましょう
いざ贈り物をするというときに結構自信がないのがおのしの書き方。
普段の生活の中ではあまりおのしに触れることも少ないため、意外に何と書いたらいいのかわからなくなるものです。
今一度、出産祝いのおのしについてのおさらいをしましょう!
こちらが一般的な出産祝いのおのしとなります。
おのしが間違えていると上司や先輩としてちょっと恥ずかしいですから、上記の内容をしっかりと頭に入れておきましょう!
少しでも不安がある場合は、お店の方に確認してみましょう。ギフト売り場のスタッフなら的確な回答やアドバイスをもらえるはずです。