生後7ヶ月でも遅くはない!失敗しない出産祝いの必勝法

赤ちゃん 7ヶ月の赤ちゃんに贈る出産祝い

多くの場合、出産祝いは生後すぐから半年くらいまでの間にプレゼントするものとされています。だから、一般的に生後半年を過ぎると熨斗(のし)に書く内容も「御出産御祝」から単なる「御祝」に変わります。
でも、7ヶ月だからと言って遅いわけではありません。この記事では生後7ヶ月の出産祝いで失敗しない方法をギフト売上歴10年以上の筆者が解説していきます。

遅くなった出産祝い。熨斗(のし)は必要?どうする?

友人の出産を知った時に赤ちゃんはすでに生後7ヶ月。そんなことってあるの?と思われた方。年賀状で出産を知ることはとても多いですし、同窓会で旧友の出産を知ることも珍しくありません。

でももう生後7ヶ月だし、出産祝いののしを付けて贈ってもいいか悩みますよね。一般的に「御出産御祝」ののしをつけるのは出産(誕生)から生後6ヶ月までと言われます。生後半年(6ヶ月)以降であるなら、「御祝」ののしをつけると良いでしょう。これなら出産のお祝いという意味と、無事に生後7ヶ月を迎えたことをお祝いする気持ちも伝えることができます。のしは包装紙の内側の掛ける内のし(中のし)と包装紙の外側に掛ける外のしがあります。手渡しでプレゼントする時は外のし、それ以外は内のしという考え方が一般的ですが、もし迷った場合は内のしのほうが控えめな印象を与えるので内のしを選ぶと良いでしょう。

のしの説明

仲の良い友人であるなら、のしはつけずにメッセージカードを添えてプレゼントしてもいいでしょう。10年前はほぼ間違いなく出産祝いのプレゼントにはのしが付けられていましたが、最近では全体の3割くらいはのしを付けずに購入されている印象があります。儀礼や形式にこだわりすぎず、「おめでとう!」「お疲れ様!」の気持ちがストレートに伝わる贈り方のほうが失敗しないでしょう。

今使える食器、もうすぐ使えるベビーリュックが狙い目

離乳食後にも長く使えるベビー食器

ベビー食器

生後7ヶ月はほとんどのご家庭で離乳食が始まっている時期ですね。そんな生後7ヶ月にぴったりのプレゼントはベビー食器セット。ご予算としては5000円から一万円が相場です。

中でもプレゼントとして人気なのは、お子様の名前を入れられるベビー食器セット。時間をかけてパパとママで考えた赤ちゃんの大切な名前だから、名前が入ったアイテムは出産祝いに一番喜んでもらえる大事なポイント!

名前が入った食器と一言で言っても、木製のベビー食器、竹で作られた子ども食器、陶器や磁器のキッズ食器など様々な名前入り食器があります。ギフト売場歴10年以上の筆者が食器選びでアドバイスポイントは3つ。

まず、自分では買わないようなちょっと高級な食器。ブランド食器や有名メーカー、少量生産の工房で作られた食器などがこれに当たりますね。

次が日本製。やはり赤ちゃんのこととなると神経質になるくらい安心・安全にこだわりたくなるのがママの心情。食事の時に使うものなのでなおさら安心して使ってもらいたいですよね。だから、日本製の食器を選んでおけば失敗することはないでしょう。

また、食器は場所を取るものなので無闇に数を増やしたくないというのがママの本音。乳児期しか使えない、離乳食にしか使えないといったものよりは、ある程度の年齢まで長く使える食器のほうが喜んでもらえます。

男の子にも女の子にも喜ばれるベビーリュック

ベビーリュック

そろそろつかまり立ちを始めたり、早い子であれば伝い歩きを始める月齢。そんな月齢だから、歩き出す日を楽しみに待てるアイテムがプレゼントに喜ばれる時期とも言えます。

では、歩き出すことを楽しみに待てるアイテムってどんなものだと思いますか?

それがベビーリュック。よちよち歩きしながらリュックを背負う姿はたまらなく可愛いと最近、大流行しています。ブランドやショップによってはリュックに可愛く赤ちゃんの名前を入れてくれるので、出産祝いの特別感も演出できますね。ただし、リュックは基本的に外出の際に使うものなので、名前が入っていると個人情報がもれて怖い、名前を他人に知られるのは不安という声をママから耳にすることがあります。名前をそのまま入れるのではなくイニシャルを入れる、目立つ場所に入れるのではなくさりげなく小さく入れるなどの工夫があると、ママにも安心して使ってもらえるでしょう。

また、「その後も健やかに成長しますように」という願いを込めて一升分のお餅を背負う「一升餅」の行事にも使えるものなので、リュックはとっても便利なアイテムでもあります。

生後7ヶ月の出産祝いをまとめると

遅くなってしまった出産祝いのプレゼントに付けるのしは「御祝」、のし掛けを迷うなら内のしでおのしを付けましょう。仲の良い友人なら形式や儀礼にこだわらない贈り方でも構いません。また贈るものはちょうど離乳食のタイミングにあたるので、その先まで長く使えるベビー食器、子ども食器がおすすめ。違う視点から考えると、少し先から使い始めるベビーリュックもおすすめ。リュックなら、早く背負わせたいな、背負った姿を早く見たいなぁと楽しみに待ってもらえるのも喜んでもらえるポイントですね。